救助隊のクリスマス

この小説は【赤青救助隊】の番外編です。赤青救助隊のプロローグはさいていでも読まないとわからないかもしれません

また、主人公視点で書かれているため主人公を「僕」で表記しています


ここはポケモン広場

ポケモン広場ではさまざまなポケモンたちが住んでおり、救助活動を行う救助隊というチームを組んでいる人もいた

救助隊は自然災害に巻き込まれたポケモンたちを助ける役割を与えられている

そして、ポケモン広場のはずれにも救助隊を組んでいる人たちがいた

「う?ん、今日は依頼がきてないや・・・」

そのポケモンはヒノアラシのアラシ

アラシはポストを見ながらそういった

「仕方ないや。ペリッパーの連絡所で依頼を探すしかないか」

そう思っているときにアラシの後ろから声が聞こえてきた

「お?いアラシ!」

アラシが後ろに振り向くとそこにはパートナーのワニノコのゲイトがいた

そしてゲイトは、アラシのところまでつくと

「ポスト確認してたの?依頼あった」

「いや、ポスト確認したんだけど今日は依頼は入ってなかった」

「そうか・・・じゃあペリッパーの連絡所で依頼を探そうか」

「うん、それじゃあ行こう」

するとその時、それから白い粉のようなものが振ってきた

「あ、雪が降ってきた」

そう、それは雪だった。この日の天気はくもり空だった

「そういえば、今日は12月25日だったな。」

ゲイトがそう言うとアラシは

「そうだね。今日はホワイトクリスマスになりそうだね」

「クリスマス?」

ゲイトはアラシに問いかけてきた

「ゲイト、クリスマス知らないの?」

「うん、それどころかみんなも知らないと思うよ。クリスマスってなんなの」

どうやらポケモンたちの世界にはクリスマスと言うものがないらしい

クリスマスは本来人間が作り出したものだからだろう

「クリスマスって言うのはね。12月25日にプレゼントをあげたりパーティもしたりするお祝いの日なんだよ」

アラシが一通り説明するとゲイトが

「じゃあ今日はそれをやってみようか?みんなも誘って」

「そうだね。じゃあ準備しないと・・・」

「じゃあアラシがパーティの準備をして。俺がみんなを誘ってくるから」

「うん、じゃあ僕は準備をするね」

こうしてクリスマス会の準備を始めるのだった

雪が強く降り出す中で・・・

「さあ、準備しなきゃ」

そう思ったアラシはまずは大きなテーブルを用意した

もちろん、料理を載せる机である

「クリスマスツリーもあったほうがいいかな」

テーブルを用意した後、アラシは外にでて家の近くにある木をたいあたりで倒し、クリスマスツリーの形にした

「う??ん、後はなにがあったっけ?」

アラシは思い出しながら準備をしていくのだった

【ポケモン広場】

一方みんなを連れてくる役を引き受けたゲイトはポケモン広場に来ていた

「あれ?今日はみんないないぞ」

いつもにぎやかなポケモン広場には誰もいなかった

どうなっているのかと思いつつもカクレオンの店に向かった

「こんにちは」

「いらっしゃい」

カクレオンの店は開いていたためゲイトはみんながいないのかを聞くと

「何か今日はみんな家から出ようとしないんですよ。雪が降って寒いからでしょう」

「ふ?ん、じゃあみんなの家に行かないといけないのか」

ゲイトがそうつぶやくとカクレオンが

「何かあるんですか?」

「そうだ、カクレオンたちも今日アラシの家にきてよ」

「何かやるんですか?」

ゲイトはアラシから聞いた話をカクレオンに説明した

「そう言うことなら参加さしていただきますよ。何か持って行きますね」

「ありがとう。それじゃあ他のみんなに知らせてくるね」

ゲイトがその場から立ち去ろうとした時にカクレオンがゲイトをとめた

「あっ、待ってください、ゲイトさん」

「何?」

「なんなら私が皆さんに知らせますよ。ゲイトさんはアラシさんの手伝いをしてあげてください

アラシさん一人では大変でしょう」

カクレオンのその提案に少し悩んだゲイトだったが、カクレオンのその話しにのることにした

「それじゃあ、よろしく」

「はい、きっちり集めておきますよ」

カクレオンがそう言うとゲイトはアラシの手伝いをするためにアラシのところに戻った

そのころアラシは休憩をしていた

「あ?あ、疲れたな??」

そんなことを思っているときにゲイトが戻ってきた

「アラシ、ただいま」

「お帰りゲイト。どう、みんな集まりそう?」

「わからない。でも、カクレオンがみんなを集めてくれているよ

それより、何かやることない?」

ゲイトはすごくやる気を出していた

「あとは、料理だけかな。最低限必要なのは」

アラシは一応、一人で住んでいるが食べ物は基本的に木の実しか食べていなかったため、料理はできない

「じゃあ俺が作るよ。なにが食べたい」

ゲイトがアラシに聞くと

「クリスマスにはケーキとか七面鳥が定番だよ」

それを聞いたゲイトは悩んでしまった

「ケーキ・・・ケーキは作れないや。七面鳥は鳥でもいいの?」

「うん、ないなら鳥でもいいんじゃない」

「わかった。じゃあ広場で買い物してくるね。アラシもきてくれる?」

「うん」

アラシたちは広場に向かい、材料を買い、料理を作り始めた

あと1時間で日が暮れる・・・

そんなころカクレオンは

「はぁ、疲れた。でも、皆さん行くって言ってくれてよかった。ゲイトさんたちに報告してこないと」

そう思いながらアラシたちの家に向かっていた

カクレオンはアラシたちに報告をすませると、そのまま家に残った

そして時間はすぎパーティ開始時刻が近づいてきた

開始時刻はあらかじめカクレオンに教えており、カクレオンもみんなに時間を伝えていた

「こんばんは」

最初に来たのはハスブレロだった

「いらっしゃい」

ゲイトが真っ先に行った

「どんなものか知るために参加しに来たよ」

ハスブレロにいろいろ聞かれたアラシは質問に答えながらみんなが来るのを待った

そして、開始時刻から3分後のこと

「みんな遅いね。カクレオン、本当にみんなくるって言ったの?」

アラシがカクレオンに聞くと

「はい。おそらく何か準備しているのではないでしょうか」

そういったときに家のドアが開いた

「「こんばんは!!!!!」」

一気に声が聞こえた

そう、みんな一緒に来たのだ

「みんな来てくれてありがとう!」

アラシとゲイトがそう言うとみんなは

「どんなものかが知りたいからな」

ハスブレロと同じことを言う

「それじゃあはじめよう!」

「「「「おーーーーーーー」」」

こうしてパーティは始まった

みんな食べたり飲んだり、はしゃいだりなどいろんな光景が見られた

各自持ってきたプレゼント交換なども行った

ゲームだってした。まさに、ポケモンたちにとって初めてのことばかりだった

その時、急にドアが開いた

「・・・・・・・・・」

あれだけにぎやかだった音が一瞬にして止まった

そして視線は全員ドアに向かう

「お前らなにをしてやがるんだ、ケケケ」

そこにいたのは、イジワルズリーダーゲンガーだった

なぜかチャーレムとアーボはいない

「ゲンガー!なにしにきたんだ」

ゲイトがゲンガーにいうと

「ケケケ、なにか面白いことしているからな。ちょっといたずらしにきてやったのさ」

「いたずらしにきたなら帰れ!」

「「そうだ!そうだ!帰れ!」」

ゲイトのみならずみんなも言った

「ケケケ、なんだよみんなして。仕方ない帰ってやる」

そう言うとゲンガーは帰ってしまった

以外とうたれ弱いようだ

「たく、なにしにきたんだ」

ゲイトがそう思ったときに再びドアが開いた

「またもどってきたのか!」

ゲイトがそう言うとドアの前にはダーテングがいた

「なんだいきなり」

ダーテングがいった

「あ、ダーテング。ごめん、さっきゲンガーが冷やかしにきたから」

「まあいい。俺もそのパーティに参加さしてくれないか」

「いいよ。じゃあ中に入って」

こうしてパーティにダーテングも加わった

ダーテングが加わったことによりいっそうにぎやかになった

そして、アラシはその中で何かを思い出す

それは、人間の時に感じたうれしさ・楽しさ

アラシはその中で疑問に思うことがある

『クリスマスをなぜ思い出したか』

記憶がないなら思い出すわけもない

しかし、雪を見てみんなと楽しみたい

そういう感情がこみ上げたから思い出したのだろう

「なにやっているんだ、アラシ。こっちにこいよ」

「うん、いま行く」

アラシはこの感情を忘れないだろう

もし、人間に戻っても。ポケモンのままでいても・・・・

THE END

あとがき

どうも。ここまで読んでいただきありがとうございます。救助隊と言うことでしたが特に関係なくてすいません。

雪を見て記憶を思い出すと言うのも変な話ですが、その辺は特に気にしないでください

それでは、リクエストありがとうございました!

もくじ