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五人の代表者

国内学校別大会に五名しか行けないことを知ったワニノコたち。その中に入れるように練習を続け、ついにクラス生徒別出場者決定トーナメントが開催されるのだった


ヒノアラシと別れたワニノコはEブロックの会場に向かった

会場は、AブロックとBブロックは体育館。C、D、Eブロックは校庭だったため、ヒノアラシは体育館へ。ワニノコは校庭にそのまま残るのだった

ワニノコがEブロックに向かっているときに、ワニノコに誰かが話しかけてきた

「おい!」

「なんだ?」

後ろから声が聞こえたため、ワニノコは後ろを振り向いた。すると、そこにはタツベイがいた

「お前は五年A組のワニノコだな?」

「そうだけど」

「お前は何ブロックだ?」

「俺はEブロックだけど、君は誰?」

「わかった。おれは六年A組のタツベイだ」

「あ、おはようございます。ところで、タツベイさんは何ブロックですか?」

「おれはCブロックだ。ライチュウのやつはBブロック」

「そうですか」

「それじゃあな」

タツベイはそう言うとどこかに行こうとしたがワニノコはそれをとめた

「待ってください。どうして、俺がどのブロックかなんて聞くんですか?」

「ライチュウに頼まれたのさ。お前が何ブロックかを聞いてこいってな」

タツベイはそう言うと、C会場に向かって歩いていった

「ライチュウさん、なにを考えてるんだろう?」

ワニノコはそう不思議に思いながらもEブロック会場へ向かった

こうして、ワニノコたちのクラス生徒別出場者決定トーナメントが始まった

ワニノコは順調に勝ち進め、Eブロックの代表となった。

一方のヒノアラシもワニノコとの練習の成果やもともとあった力のおかげで、Aブロックの代表となったのである。

そんな中、校庭と体育館の中間に設置してあったトーナメント表に別のブロックの代表者の名前が書かれていく

それによると、Bブロック代表はライチュウ。Cブロック代表はタツベイということがわかった。だが、Dブロックだけ代表者名が書かれていなかった。

「なあどうしてDブロックだけかかれてないんだ?」

トーナメントを見ていたワニノコが隣にいるヒノアラシに聞いた。

「まだ、Dブロックは試合が終わってないんじゃない? Dブロック会場に行ってみようか?」

「そうだな」

ワニノコとヒノアラシはそう話すとDブロック会場に向かった。

すると、そこでは白熱のバトルが繰り広げられていた。

「フシギバナ! はっぱカッターよ!」

「ヤミカラス! ふきとばしだ!」

フシギバナははっぱカッターを放ったが、ヤミカラスのふきとばしではっぱカッターは勢いを失い、ヤミカラスにダメージを与えることができなかった。

「チコリータとニューラが戦ってるのか」

その試合を見たワニノコはそう言った。

「そうみたいだね。しかも、二人とも結構疲れがあるみたいだ」

「ああ。そろそろ決着がつくだろうな」

チコリータとニューラ自身も疲れているような表情をしており、戦っているポケモンも疲れている表情を見せていた。

どうやら、長い時間、戦っているようだ。

「フシギバナ! にほんばれよ!」

「ヤミカラス! つばめがえしだ!」

フシギバナがにほんばれをしたとたん、ヤミカラスはつばめがえしをするために動き出した。

にほんばれをするには隙がある。その時間を狙ったのだ。

そして、そのつばめがえしはフシギバナに当たったのである。

「フシギバナ負けないで! こうごうせいよ!」

つばめがえしを受け、大ダメージを受けたフシギバナはこうごうせいで体力を回復し始めた。

にほんばれの効果により、フシギバナはいつもより多く回復をした。

「ヤミカラス! つばめがえしだ!」

回復をしているときに、ヤミカラスはつばめがえしをするためにフシギバナに向かっていく。

「フシギバナ! つるのムチでヤミカラスをはらうのよ!」

「かわせヤミカラス!」

フシギバナはつるのムチをヤミカラスにあてようとしたが、ヤミカラスはそのつるのムチをかわした。

そして、つばめがえしはフシギバナに当たった。

「フシギバナ! ソーラービーム!」

フシギバナに近づいていたヤミカラスにフシギバナは一気にソーラービームをあて、ヤミカラスに大ダメージを与えた。

「ヤミカラス!」

「どうよ! にほんばれはこうごうせいのためだけじゃないんだから!」

チコリータは強がった発言をした。

だが、チコリータにも余裕はなかった。そして、また、ニューラにも余裕がなかった。

いや、どちらかといえばチコリータには多少の余裕はあるだろう。

ニューラのヤミカラスは自分で回復する術を持っていない。だが、フシギバナはこうごうせいという回復する術を持っているからだ。

「ならばこれで終わっちまえ! ヤミカラス! ドリルくちばしだ!」

ニューラはヤミカラスにドリルくちばしを指示した。

「フシギバナ! くるわ!」

ヤミカラスはフシギバナに近づいていく。だが、チコリータは待ちの体制をとっていた。

そして、ヤミカラスがすぐとなった時。チコリータは指示を出した。

「フシギバナ! ハードプラント!」

「なんだと!? ヤミカラス! 回避しろ!」

フシギバナは草タイプ最強のわざハードプラントを放った。フシギバナの正面にドリルくちばしを当てようとしていたヤミカラスは低空飛行だったため、ニューラは上空に回避させようとしたが、ハードプラントの速さでかわすことができなかった。

ハードプラントを受けたヤミカラスはふき飛ばされ、落ちたところで戦闘不能となっていた。

「やった! 私の勝ちよ!」

「くっ。戻れ! ヤミカラス!」

ニューラはヤミカラスをボールに戻すと、すぐに会場を後にした。

こうして、Dブロックの代表はチコリータに決定をした。

チコリータはワニノコたちを見つけると、ワニノコたちの所へやってきた。

「どうだった? 私の試合」

「よかったんじゃないか。特訓の成果もあったみたいだし」

「そうだよ。近づいてきてからハードプラントをするなんて、いい作戦だし」

「ありがとう二人とも。あなたたちは代表にはなったの?」

「ああ。俺はEブロックの代表」

「僕はAブロックの代表だよ」

「で、私はDブロックの代表か。よかったね、三人とも代表になれて」

「ああ」

「おい」

ワニノコたちがそう話していると、後ろから誰かが話しかけてきた。

それを聞いたワニノコとヒノアラシは後ろを向いた。すると、そこにはライチュウとタツベイがいた。

「どうやら、君達がブロック代表者たちのようだね」

「やっぱり、お前達が代表になったか」

「あ、ライチュウさんとタツベイさん。先輩方も代表となったんですよね」

「ああ。ぼくはBブロック」

「おれはCブロックだ。まあ、こんな校内戦なんかじゃたいしたことはないけどな」

「それでなんのようですか?」

「いや、ただあいさつだけしようと思ってね。それだけだよ」

「じゃあ、ライチュウ。行こうぜ」

「ああ」

ライチュウたちはそう言ってワニノコたちの所から離れていった。

この後、閉会式が行われ、代表者の発表が行われた。

ワニノコ。ヒノアラシ。チコリータ。ライチュウ。タツベイは祝福を受け、国内学校別大会への参加権を手にするのだった。

第五話終了第六話に続く・・・


☆あとがき☆

日数が空きましたが、第五話更新です。今回のメインはチコリータVSニューラでした。さて、これから国内学校別大会への挑戦が始まります。

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