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終焉(しゅうえん)

旧人間王とオーダと戦ったワニノコたち。なんとか勝てそうだったもののユンたちを人質に捕らえられ倒すことができなかった。そして、ワニノコは旧人間王をこっそりと追いかけるのであった


階段を一歩ずつ音をできるだけ立てずに降りていくワニノコ

こちらの階段もらせん階段になっていた

一歩一歩降りていくと、ついに階段の一番下にたどり着いた

すると、そこには旧人間王とオーダがいて、近くにはヘリがあった

(あれはヘリ……。持ってるのはフーデだけじゃなかったのか……)

ワニノコはそう思った

「ではオーダよ。やつらの始末はお前にまかしたぞ」

「はっ。王様もお気をつけて」

「うむ」

旧人間王がそう言うとヘリのプロペラが動き出した

それを見たワニノコはオーダたちの前に姿を現した

「待て!」

「ここまできたか。だが、時はすでに遅し」

「なんだって!」

ワニノコがそういうと同時にヘリは動き出し、外の世界に飛んでいった

「待て! 旧人間王!」

ワニノコはピジョットに乗り追いかけようとしたがオーダがそれを邪魔した

「どいてくれ父さん」

「それはできない」

「なんでだよ!」

「私は王様をまもらなければいけないのだ。そう、これは使命として」

「使命……」

「そうだ。そして、今の私の使命。それは、お前達対人間戦闘部隊の全滅だ! よってお前もここで倒してやる。行け! メガニウム!」

「そんなことはさせない! ピジョット頼むぞ」

オーダはメガニウムを出した。ワニノコは乗っていたピジョットからおり、ピジョットで戦うことにした

「ピジョット! つばさでうつ!」

「メガニウム! にほんばれだ」

ピジョットのつばさでうつはメガニウムに当たった。メガニウムは攻撃に耐えながらにほんばれをした

「ソーラービームは打たせない! つばめがえしだ! ピジョット!」

次のつばめがえしもメガニウムにあった

「メガニウム! こうごうせい」

メガニウムはこうごうせいで体力を回復した

「そこからソーラービーム!」

「かげぶんしんでかわすんだ!」

ピジョットはソーラービームをかげぶんしんでかわした

「メガニウム! のしかかりだ!」

「ピジョット! フェザーダンスでメガニウムのこうげき力を下げるんだ」

メガニウムののしかかりは当たったがダメージは軽減した。ピジョットはメガニウムの下敷きになっている

「そこからソーラービームだ!」

「ピジョット! こうそくいどうで脱出するんだ!」

ピジョットは脱出しようとしたが、メガニウムに完全に抑えられ近距離でソーラービームを受けた

「ピジョット!」

「メガニウム! はっぱカッター!」

たたみかけるようにメガニウムのはっぱカッターがピジョットに当たった

その攻撃を受けたピジョットはこうかはいまひとつでもダメージが蓄積し戦闘不能になってしまった

「私の勝ちだな」

「ピジョットもどれ。俺にはまだこいつがいるんだ! いけ! カメックス!」

ワニノコはピジョットを戻しカメックスを出した

「カメックスなど先ほどの戦いで疲れている。私のメガニウムに勝てるわけがなかろう」

「やってみなきゃわからないだろ! カメックス! れいとうビームだ」

「往生際が悪い奴だ。ソーラービームで打ち返せ! メガニウム!」

飛んでいったれいとうビームにソーラービームがぶつかった

れいとうビームはカメックスが疲れているからか威力が多少軽減しており、ソーラービームのパワーで押し返され、両わざともカメックスに当たった

「カメックス!」

こうかはばつぐんのソーラービームを受けたカメックスは一撃で戦闘不能になってしまった

「戻れ! カメックス!」

ワニノコはカメックスを戻した

「しょせんお前の実力では私を倒すことなどできん」

「……」

「返す言葉もないか。ではお前をここで私が倒してやろう」

「な……で……よ」

「なに?」

「なんで父さんは人間の味方をするんだ!」

「この後に及んでまだそんなことを言うか。いいだろう。お前はここで終わるんだ。説明をしてやろう」

オーダはそう言うと少し間を空けてから口をあけ話し始めた

「私はあの博物館を立てたときに見つけたタイムスリップをすることができる装置と書物を見つけた。その書物には人間のこと。戦争のこと。そして、ホウオウのことが記述されていた。ホウオウは我らが人間王が生涯捕まえようとしていたポケモン。私は現代でホウオウを捕まえ、人間王様に差し上げるつもりだった。人間はすばらしい能力を持っている。そう、我らポケモンよりも。彼らを使えばすばらしい世界ができると考えた。そして、捕まえたあかつきにはタイムスリップ装置を使いホウオウを人間王様にお送りし時代を変えるつもりだった。だが、ここで予想外のことがおきた。そう、お前達がホウオウを倒してしまったことだ。あの戦いで私はホウオウを失った。ホウオウを失った私は再度ホウオウを探したが簡単に見つけられず結局一年の歳月が流れてしまった。そんな時私は考えついたのだ。タイムスリップができるならば逆の操作もできるのではないかとな」

「逆の操作?」

「こちらから過去にいけるなら過去から未来に行くことができるということだ。それを考え付いた私はこの時代の人間達を現代に呼び出した。そして、博物館占領の中で一部の人間にホウオウをさがさせていた。だが、結局見つけられずお前達チームレジェンディアがやってきてしまいホウオウを探し出すことはできなくなってしまった。そして、人間達が私が開発した遠隔タイムスリップ装置を使ってしまい、私たちはこの時代にやってきてしまった。そして、私は考えたのだ。この時代に来てしまったなら人間王様にお仕えしホウオウを探し出し人間王様の側につき本来の目的を果たそうとした」

「そして、いまここにいるってことか」

「そうだ」

「それを聞くことができて安心したよ」

「なに?」

「父さんの気持ちを聞き取ることができて。俺はずっと不安だった。父さんがなにをしようとしているのかが」

「そんなことを言っても私はお前を倒す」

オーダはそう言うとワニノコに近づいてきた

「そんなことはさせない!」

ワニノコはそう言うとオーダに立ち向かっていった

「食らえ! かみつくだ!」

ワニノコはかみつくでオーダを攻撃した

「無駄だ!」

ワニノコがオーダの左手にかみついたがふりとばされてしまった

「ハイドロポンプをうけてみろ!」

オーダはハイドロポンプを発射した。ハイドロポンプはワニノコに直撃した

しかし、こうかはいまひとつなためあまりダメージは受けなかった

「やはり水タイプのわざではきかんか……。ならば」

オーダはそう言うとワニノコに近づいてきた

「くらえ! かみつく!」

オーダもかみつくをしてきた

「ぐわっ」

ワニノコはかわそうとしたがかわすことができずオーダにかみつかれた

そして、オーダのあごは強いためかみくだかれていく

ワニノコはもうダメだと思った。自分の力ではオーダからは脱出できないと。そして、もう倒されるのではないかと

そんなときだった。ワニノコの体にでんげきがはしった

「ぐわっ」

どうやら、オーダにもでんげきがはしったらしく、たまらず口を開けワニノコは開放された

「きさま! なにをする!」

「それはどっちのセリフだ。オーダ」

ワニノコはその声に聞き覚えがあった

「れ、レオンか……」

「大丈夫か? ワニノコ」

レオンがワニノコに近づいてきて、そう言った

「なんとか……。だけど、動くことはできない……」

「わかった。ここでやすんでろ」

レオンはそう言うとワニノコを楽な体制にさせた

「レオンか。きさまを相手にするのは私にとっては不利だな。ここはいったんひかせてもらう」

オーダはそういうと外の景色が広がっているヘリが出ることができる吹き抜けから落ちた

「なんだと!」

レオンは驚き下を見てみると、オーダはボーマンダに乗りどこかに行ってしまった

「くそ。逃がしたか」

レオンはそうつぶやくとワニノコのところに戻った

「と、父さんはどうだった……?」

「ボーマンダに乗ってどこかにいったよ」

「そうか……」

「さあ、城の外に出よう。ユンたちが待ってる」

「ユンたちが?」

「ああ。オレが助けておいた」

レオンはそう言うとライボルトを出し、ライボルトにワニノコを乗せ、城の入り口まで戻っていった

こうして、人間ポケット高原での戦いは幕を閉じるのだった……

第二十話終了第二十一話に続く・・・


☆あとがき☆

人間ポケット高原での人ポケ戦争は終了です。これからは舞台が変わります

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