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突撃! 人間城

ワニノコが戦争に参加するのを嫌がるのをレオンが救いの言葉をかける。そして、人間軍のポケモンたちにレオンがやられそうになったときにワニノコがレオンを助けるのだった。そして、休みをとり夜に備えるのだった


人間軍に攻め込まれた日の夜

戦争とは皮肉なもので、夜が相手を倒す絶好の機会なのである。しかし、この機会には逆も存在する。相手を倒すのではなく自分が倒されるのだ

この夜にどれだけ相手を倒し、自分たちが倒されずにすむかが重要なポイントであった

無論、ワニノコたちの対人間戦闘部隊もこの機会を利用しているのである

そして、人間ポケット高原入り口にいるワニノコたちはまだその場から動いていなかった

ワニノコたちは人間軍の攻め込みにより体力を消耗したので眠っていたが、このときにはすでにおきていた

「なあ、どうしてここから動かないんだ?」

ワニノコがユンに聞いた

「他の部隊の戦況により我々第四部隊は動くと言う指令になっている。いま、戦況の情報が入ってこなければわたしたちは動くことはできん」

「でも、夜だからみんな休憩してるんじゃないか?」

「ワニノコ、お前はゲリラ作戦と言うものを知らないのか?」

「ゲリラならしってるけど」

「ならだいたいわかるだろ。この時間帯はゲリラで相手を倒していくんだ。その戦況さ」

レオンが説明をしたためワニノコは理解することができた

その会話をしているときにカニンとユンは別の話しをしていた

「ユン様。この時間は第三部隊が活躍する時間です。拙者も第三部隊に加わったほうがいいのでは?」

「もっともな意見だ。しかし、王からの指示にはさからうことは許されない」

「わかりました」

それから数分後、ユンの無線機に連絡が入った

『こちら第三部隊。人間軍のものを倒しました。いまのところ第三部隊で死傷を出しているものはありません。どうぞ』

「うむ。そのままがんばってくれたまえ」

ユンはそういい無線をきった

するとまた無線に連絡が入った

『ユンよ、なかなかいい状況のようじゃの』

「は。ありがたきおことばです」

『うむ。その調子でがんばってくれ。ユンはそのまま他部隊に指令を出すのじゃ』

「わかりました」

そういうと無線は切れた。するとユンはカニンにこういった

「カニン、上空より敵の偵察を頼む。お前のその目を使う時間だ」

「承知」

カニンは上空に上がり偵察を始めた。どうやら、夜でも昼間並みに見える目を持っているらしい

「ユン。一つ聞きたいことがあるんだが」

「なんだ? レオン殿」

「昼間、人間軍に立ち向かう時に城が見えたんだがあの城はなんなんだ?」

「そういえば説明をしていなかったな。ワニノコ殿も知らないだろう。説明をしてさしあげよう」

「頼む」

「あの城は我が宿敵、人間軍の城である。城内には人間軍を取りまとめる旧人間王とそのつかいのものがいる」

「じゃあ、あの城にいる人間を倒せばいいということか」

「そう言うことになるな。我々はあの城をめざし戦いを続けている」

「そうか。ありがとう」

レオンがそう言うとユンはレオンから離れていった

それから長い時間がたち少しずつあかるくなりはじめた。しかし、太陽をみることはできなかった。空には雲がたちこもっているためだ

ワニノコたちはユンの指示により少しながら休息をとることにした。カニンはいまだ偵察に出ている。しかし、無線で連絡をしているようなので大丈夫そうだった

そしてワニノコたちが休んでいる時、ちょうど無線機に連絡が入った

『ユンよ。そろそろ時間である』

「これはフーデ様。了解いたしました。第一部隊、第二部隊をこの場に集めるのですね?」

『そうだ。すべては事前に話した通りだ』

「わかりました」

『では、けんとうを祈る』

そう言うと無線は切れた。そして、ユンは第一部隊、第二部隊、カニンへと連絡をしワニノコたちのいるところに収集した

数分後、第三部隊を除いた全部隊がワニノコたちのいるところにやってきた

カニンも戻ってきて第四部隊も全員そろったのである

「よし、整列!」

ユンがそういうと戻ってきた部隊は全員整列をした

「第一部隊の状況を報告しろ」

「はっ」

そういって出てきたのは第一部隊のリーダーであるリザードンだった

「第一部隊の隊員は三分の一まで減りました。もはや、戦闘できない状態です」

「よし。次、第二部隊の状況を報告しろ」

「はい」

そういって出てきたのは第二部隊のリーダーのハピナスが出てきた

「第二部隊の隊員に問題はありません」

「よし。カニン、第三部隊の状況はどうだった?」

「はっ。第三部隊に問題はありませんでした」

「よし。それではコレよりフーデ様からの指令を出す」

「はっ!」

全部隊の隊員が同時に言った

「コレより人間軍の城に突入する。そして、人間軍のリーダーを倒すのだ」

「はっ!」

「まず、城の突入の仕方を説明する。第一部隊を先頭としその後ろに第四部隊。その後ろに第二部隊と配置し、城へと進軍する。第二部隊の隊員は各部隊に五人ずつ派遣するんだ」

「はっ!」

「よし。コレより、この指令を実行する。各部隊準備をせよ!」

「おー!」

そう言うとユンがいったとおりの形に整列した

整列がし終わると第四部隊の場所にユンがやってきた

「お前らは第一部隊の援護をするんだ。第一部隊を崩壊させないために」

「わかった」

「よし。では、進軍開始!」

ユンのその声を聞き取った第一部隊は進軍を開始した

進軍といっても堂々を進軍をするわけではなく裏道を使い城に向かっていった

その裏道はすでに第三部隊が人間軍を片付けた場所であるため、敵は潜んでいなかった

そして、歩くこと一時間。簡単に人間軍の城の近くまでやってきた

その道には第三部隊が片付けてないエリアもあったのだが、なぜかそこに敵は潜んでおらず、戦いをせずに城に近寄れたのだ

ユンやワニノコ、レオンたちは不思議に思いながらも進んでいった

そして、ついに城に潜入と言う状態が訪れた

「よし。コレより、城に突入する。敵がいてもやっつけるのだ。いいな?」

ユンは敵に気づかれないように小声で言った。その声は後ろまで広がらなかったので、伝言形式で伝わっていった

「よし。突撃開始だ!」

「はい!!」

そう言うと先頭の第一部隊から後ろの第二部隊までいっせいに城に走っていった

城の塀は高いため入り口から堂々と侵入するしかなかった

なぜかはわからないが、城の周りに堀がなかったため入り口をふさぐと言う作業は人間軍にとっては難しかった

そのため、一気に入り口へはしっていったのである

その走っている中でワニノコはレオンにたずねた

「レオン、なにかあやしくないか?」

「確かに。なにかしらのわながありそうな気がするな」

「このまま突入して大丈夫だろうか?」

「この状況からはぬけられまい。突入するしかないだろう」

「そうだな。よし、行くぜ!」

ワニノコはそういうとさらに早くはしりだした

レオンもそれについていった

しかし、ワニノコたちのその考えも意味はなく、あっさりと城内に突入ができた

だが、その城内に全員が入ったときであった

たったいま入ってきた城への扉が閉まったのである

「なに!?」

「やっぱり、わなだったか」

レオンがいった

すると、城内に声が響き渡った

「ようこそ。我が人間城へ」

急にそのような声が聞こえた。しかも、まじかではなしているような音で

「きさま、旧人間王だな。我々はフーデ様の命によりきさまの首を取りにきた」

「ほう、きさまらのようなものたちに我の首が取れるというか。ばかばかしい」

「きさまなどすぐに倒してやる。みなのもの出陣だ!」

「お!!」

「ほう。ならば、お前達を消してやる。せいぜい覚悟するんだな」

そういい終わると『プチッ』という音が聞こえた。また、全部隊が城内にいるであろう旧人間王を倒すため動き出した

ユンの指示により二つの部隊にわけられた。ワニノコとレオンは特攻部隊。カニンは救護部隊である

特攻隊が戦闘で進み、救護部隊が後ろに回り、特攻隊の援護をするのだ

旧人間王を探している時、ワニノコはレオンに聞いた

「レオン、さっきの旧人間王との会話だけど」

「あれか?」

「レオンもわかったのか?」

「あの声のでどころのことだろ?」

「ああ。あの声のでどころってもしや……」

「お前とオレが考えてることは同じだろう。これはオレらも部外者っていうわけにはいかなそうだな」

さっきの声のでどころとはいったいなにか? そして、無事に生き残れるのだろうか……

第十七話終了第十八話に続く・・・


☆あとがき☆

旧人間王のこえのでどころ。コレは後々判明します。この話で書かなかったのは面白みを残させるためですよ。これからの話もお楽しみに

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