テッカニンと対決をしたワニノコ達。テッカニンにかったので乗り物をもらった
しかし、その乗り物はものすごいしょぼくて、大砲のない戦車だった
戦車を手に入れたワニノコたちは、地図を参考にこの時代でもっとも大きい街【ウィルガイア】に向かっていた
戦車の使い心地は悪かったがなかなかのものであり使い勝手は良かった
その戦車はレオンが操縦し、ワニノコはナビゲーターをしていた
そして、戦車を手に入れて数日後のこと
ウィルガイアにもっとも近い町、【サンディンタウン】にきていた
この町は一番大きな街に近いからかただの平野ではなく少しは草木があった
しかし、人口の割合は少ない
「なあレオン。今日はどこで休もうか」
この日、サンディンタウンについたのはすでに夕方
と、いってもいつも雷雲が漂っており太陽はでていない。すべて時計で判断をしている
「この町にはタダで休めるところがある。そこで休もう」
そう言うとレオンは歩き始めた
タダで休める場所とはサンドタウンにあったものの支店のような場所である
もちろん、サンドタウンの休める場所も支店である
サンディンタウン内を歩き始めてから三分後
目の前にポケモンセンターのような場所にたどり着いた
その場所が見えてもワニノコたちはあせらずゆっくりと近づいていった
中に入るとそこには誰もいなかった
「いらっしゃい」
カウンターにいたのはラッキーだった
「すいません、今日、ここに二人泊まれますか」
ワニノコがラッキーに聞くと
「はい。泊まれますよ。別々の部屋にもできます」
それを聞いたワニノコはレオンに聞いた
「どうする? 部屋わけるか?」
「いや、同じ部屋でいい」
レオンがそう言うとラッキーが鍵を差し出した
「ではこの鍵を使ってください」
当たり前だが鍵の数は一個
鍵をワニノコがうけとり部屋に向かった
その日の夜
レオンが話しを始めた
「ワニノコ」
「なんだ?」
「お前。この時代がどんな時代かわかってるな」
「今は人ポケ戦争時代まっさい中だろ」
ワニノコはその当たり前のような質問に対してわざわざ言わせるなよ。という雰囲気で答えた
「この時代、いつ戦争に巻き込まれるかわからない。今日、または明日には巻き込まれるかもしれない。この町がやけに静かなのがなぜかわかるか?」
「そりゃあ、この町の人が静かな人ばかりだからじゃない」
「それもあるかもしれない。もしかしたら、ウィルガイアにいってしまっているのかもしれない。でも一番の理由は男が全員戦争に出払っているからだろう。戦場に行く義務があるからな」
その言葉が終わるとワニノコは
「だからなんだよ。俺らも戦場に行くことになるってことか?」
「ああ。オレらは、あの対人間戦闘部隊に目をつけられている」
「そんなの断ればすむじゃないか」
「……お前にはわからないか。とっとと寝るぞワニノコ」
そう言うとレオンは布団に入り、夢の世界に入っていく
それを見たワニノコは、起きていてもしょうがないと思い寝始めた
そして、次の日の朝
ラッキーに部屋の鍵を返し、ウィルガイアに向かう
ウィルガイアには半日でつくとラッキーから聞いていた
この日も雷雲が漂う天気。思えば、この時代に来てから太陽の光を浴びていない
そして半日かからずに目的の街「ウィルガイア」に到着した
「ここがウィルガイアか」
ワニノコが戦車からおりていった
ワニノコたちがウィルガイアに入ろうとすると、なにやらゲートがあり、そのゲートをくぐる必要があるようだ
ゲートをくぐろうとするとそこには誰かいた
「待て! お前ら」
「なに?」
「この街に入るには審査が必要だ。お前らそこから動くな」
そう言うと門番のカイリキーがきた
どうやら危険物を持っていないか調べるようだ
二人はたいしたものを持っていないのであっさり街に入ることができた
「この街、厳重みたいだな?」
「この世界で一番大きな街だ。さらにいまは戦争のまっさい中。スパイじゃないかも調べているんだろう」
そんな会話をしながら宿を探し街をうろついていると後ろから誰かが話しかけてきた
「すいません?」
後ろから声が聞こえたので、ワニノコは後ろを向くとそこにはユンゲラーがいた
「やっぱりそうだ。わたしを覚えているでしょうか?」
そのユンゲラーはワニノコたちがどこかで見たことがあった
「あなたはもしかして対人間戦闘部隊の隊長か?」
レオンがそう言うと
「覚えてくれていて光栄です。その通り、対人間戦闘部隊隊長のユンです」
「ところでなんのようだ? お前達の仲間になるつもりはないよ」
ワニノコがそう言うと
「そのことではありません。あなた方とお話しをしたい方がいらっしゃいます」
「どうするレオン? その人にあってみる?」
ワニノコがそう聞くとレオンは少し考えてからこういった
「行くだけいく」
レオンがそう言うとユンは
「それではこちらへ」
ユンゲラーが歩き出したのでワニノコたちもついていった
ユンゲラーが歩き出してから数分後
この時代の城が見えてきた
(城? この街に皇帝がいるのか)
そう思いながらもワニノコは別の場所を見ながら歩いていた
しかし、コレと言ったものはなかった。みな、元の時代にあるものの古いタイプばかりだった
そんな感じで歩いていると、ユンは人目のつかない所にあるどうくつに入っていった
そこは薄暗く、なにかの隠し通路のようだった
「おい。こんなところに俺たちを通さしてなにをするつもりだ」
「とんでもない。あなた方はこちらからじゃないと中に入れないのですよ」
「なか?」
「そうです。ともかくついてきてください。そろそろ着きますので」
ワニノコは不安に思いながらもユンについていった。その間レオンは一言もしゃべれなかった
そして、それから一分後。薄暗い場所をぶけ、明るい場所に着いた
そこは壁が白で統一されており、道には赤いじゅうたんがひかれていた
「ここは城内か……?」
レオンがそうつぶやくとユンが
「そうです。さあ、もう少し歩いてください。あなた方とお話ししたい方はもうすぐです」
そういわれユンゲラーについていった
ワニノコはなにかそわそわしている
一方、レオンは冷静だった。その時、レオンがワニノコに小さな声で言った
「ワニノコ。お前は、この城から出るまでしゃべるな。理由は後で話す」
「??? わかった」
その会話終了後についた場所には王様のイスがあった
そして、そこにはイスに座ったフーディンがいた
するとユンは
「このものたちです。フーデ様」
「よろしい。そちは下がっておれ」
「はっ」
そう言うとユンは後ろに下がった
「わしはこの国の王のフーディンのフーデじゃ。おぬしらの名をなんと申す」
あきらかにワニノコたちに聞いてきた
「私の名はレオンと申します。こっちはワニノコと申すものです」
レオンがそう答えた。レオンはしっかり敬語を使っている
「ふむ、そちたちに話しがある。いまなにが起こっているか知っておるな」
「………戦争ですか?」
「さよう。ユンから聞いた。そちたちは我が軍隊に入らんと申したそうじゃな。しかし、そちたちの力はすばらしい。ぜひ、我が軍隊に入っていただきたい。これはそちたちの力を見込んで頼んでおる」
その王様の発言にレオンは
「私たちは別のチームに入っていると、そちらのユン様にお教えしました。そのため、私たちは別の軍隊に入ることはできません」
「その話しは知っておる。わしが知らない軍隊じゃそうだが、そちたちの軍隊より我が軍の方が設備が充実しておる。これでもダメであるか?」
「いくら設備が整っていようとも私たちは別の軍隊に入るつもりはありません。それに、私たち元の時代に戻る方法を探さなければいけないのです」
その発言を聞いたユンと王様のフーデは驚いたようだ。しかし、フーデは
「ははは。おぬしらはタイムスリップしたとでも言うのか。冗談はやめい」
フーデは笑いながら言った。どうやらうそだと思っているらしい
「本当です。私たちは今から三百年ほど後の時代からやってきました」
「う〜む」
そう言うとフーデはワニノコとレオンの目をじっくりと見る
しばらくちんもくが続いたあとフーデが言った
「ぬしたちの目を見る限りうそをついていないようじゃの。しかし、タイムスリップする道具などこの時代にはありわせん。この時代で生きることを覚悟するのだな」
「私たちは必ず私たちの時代に帰らないといけません。なんとしてでも」
レオンの口調が少し強くなった。おそらく現代の事件のことを気にかけているのであろう
「おぬしら。ではわしの誘いを断ると申すのか?」
「はい」
「ならば入りたくなったらまた来るがよい。今日はもう遅い。この城に泊まっていきなさい」
その王様の提案にレオンは
「いえ、すでに泊まる場所は決めていますのでそちらで」
「そうか。おい、ユン。この者たちを外までお連れしろ」
「はっ」
そう言うとユンはワニノコたちのところに来た
「それでは皆さん、わたしについてきてください」
言われたとおりにワニノコたちはユンについていった
こうして、城外にでたワニノコたちは泊まれるような場所を探しそこでこの日を終わらせるのだった
第11話終了第12話に続く……
☆あとがき☆
王様のフーデ登場です。今後、フーデがどんなことをするかが注目です
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